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Trapcode Particularで紙吹雪に挑戦

2020/01/19

After effectsで紙吹雪といえばCC Particle Worldが最適解と思え情報も多いですが、これをTrapcode Particularでやってみれば慣れるかなと思いました。

概要

Emitter


・Emitter Type > Box
・Velocity を多めに
・Emitter Size Zを広めにとって奥行きと角度の違いで各紙破片のランダム感を演出

Particle


・ここのRotationが肝。フレームレートや描画画質でも雰囲気が変わるので注意
・Particle TypeはTexture Polygon Colorize
Colorizeでないと色をつけられない。
またColor Randomは少しにしないと濁った色ばかりになる

Physics


・落ちる質感はGravityとPhysics Time Factorのバランスが大事
・Turbulence Field > Affect Positionでバラバラに落ちていくランダム感
・複製側のParticleはAir > Wind Zで前後のランダム感を設定

ランダム感の補強


・個別の落ちる速度は変えられなかったので、3つParticleをそれぞれずらして制作
・Lightでの対応は、Emitterの発生はEmitter > Emission Extras > Light Unique Seedsでできたが個別のPhysicsは調整できず。Auxでは試さず
・最後にAdjustment LayerにTurbulent Displaceで髪の歪み感を付加

余談

昔挑戦したApple Motionで紙吹雪

紙吹雪をApple Motion パーティクルエミッタで作るチュートリアル

紙吹雪というより花吹雪。
一個ずつに重みがある感じで、紙の質感がいまひとつですが、こちらの方がひとつづつのランダムさは調整できたような気がします。