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コードの丸暗記はある程度必要です。でも省略OK!7やら9やらはとりあえず無視!【初心者即興講座!1 – 2】
2016/09/23
コードはやはり覚えないといけません。
しかし、安易に「邦楽 歌詞 コード」みたいに検索して好きな曲を弾いてみようとすると、
「Dadd9、Eaug、C/B、Bm7-5、AM7」などなど、眠気を誘うような英単語の洗礼にあいます。
ここで手元に説明のうまいコードブックや、簡潔な表記のコード一覧のwebサイトに出会っていればいいのですが、現実はなかなかそうもいきません。
なので今回はその辺の話しを。
コードの本か、webサイトのコード一覧は必要です
上級者になればコード一覧はいりませんが、それまでは本なりサイトなりのお世話になった方がいいです。
10年に一度のAdeleのようなミュージシャンを目指すなら、感覚を研ぎ澄ませる鍛錬の日々も必要でしょう。
ですが、この企画の目指すところは「楽しい音楽人生には、ここまで出来ればいいのでは」です。
なので手軽で便利なもののお世話ににはどんどんなりましょう。
個人的には書き込みができて、保管がしやすい本がいいのではと思います。
Amazonで「キーボードコードブック」検索すると中古本とか、今だと24円のとかあります。
普通の定価の物でも1,000円ぐらい。
長い音楽人生の最初のバイブルとしたら安い物ではと思います。
最初はC、Cmだけ覚えましょう
上記コード一覧を手に入れた状態での話を進めます。
小文字の「m」だけは省略できません
見るのはCとCmの二つの欄だけでいいです。
小文字の「m」だけは省略できません。
その後ろに付く、7やら6やらaugやらは潔く無視していいです。
例えば、
Dadd9 → D
Eaug → E
C/B → C
Bm7-5 →Bm
AM7 → A
と後ろを切っちゃってください。
全部網羅すると、
C、Cm
C#、C#m
D、Dm
D#、D#m
E、Em
F、Fm
F#、F#m
G、Gm
G#、G#m
A、Am
A#、A#m
B、Bm
の12個 × 2個で24個です。
少し心折れそうになりますが、弾いてみると似たような手の形になることに気がつくはずです。
特にキーボードでは顕著に。
基本的にはドミソのフォーム。C E Gの形
白鍵のみを押さえるパターン
まずは基本の「C」
結構よく使われる「F」
さらに結構よく使われる「G」
全部白い鍵盤を同じ間隔で押さえてます。
真ん中が黒鍵を抑えるパターン
コードの「D」
コードの「E」
その他「#」が入ると多少ややこしくなりますが、全24個のうちパターン分けされる5、6個で済むのではと思います。
覚えましょう。
これを覚えてしまえば、ほとんどの曲は弾けるんです。
細かいニュアンスは出ませんが、それでも楽しいと思える最初の瞬間ではないかと思います。
案外簡単じゃないか!?
その通り、基本のところは結構シンプルなんです。
ぜひ少し時間を削って頑張ってみてください。
ギターのコードの少しややこしいところ
上記、C、Cmのコードを覚えるのにはキーボードが有利です。
楽器の構造上の仕方のないところです。
ですが、話の内容によってギターが有利な場合もあります。
むしろトータルで考えると、音楽理論的な話はギターの分かりやすいと思います。特に中級あたりから。
逆を言えば最初はとっつきづらいのがギターかもしれません。
試練と思って耐えてください。
そうとしか言えません。
最初は忍耐が必要なギターコード
最初の一歩の「C」
ここでまた試練。
ギターはもう一つの「C」も覚えてください
なぜ二個も?
「一個でいいだろう」「大変なんだよ」
確かに大変です。特に二個目のコードなんて人差し指で3フレット目を一直線に押さなければいけません。
こんなことギターをやらない限り一生出てこない経験です。
さらに「F」
いやー大変です。最初は指がまっすぐになりませんよね。
ツったまま元に戻らなそうですよね。
でも覚えてください。
さらに「G」も
そして「G」のもう一つ、Fに似た感じのほうも
FとGが似てる!?
ここがギターの最初に面白いところかもしれません。
並べてみましょう。
形が同じです。
全体を1フレットから3フレットまで動かしただけ?
そうです。
なのでその直感通りさらに右に2フレット動けば、
そうです。コードの「A」です。
少し話が込み入ってきましたので、クールダウンのためにも次回で整理することにしましょう。
ひとまず冒頭の話しに戻り、ギターもコードブック等で、
C、Cm
C#、C#m
D、Dm
D#、D#m
E、Em
F、Fm
F#、F#m
G、Gm
G#、G#m
A、Am
A#、A#m
B、Bm
覚えましょう。
特にギターは最初の試練と思って踏ん張りましょう。
コードの話、次回に続きます。
最後に
思ったより分量が増えたので、コードの基本の話は分けることにします。
最初の大事なところでもありますので。
でも今回だけの内容でも、弾き語りはできるんじゃないでしょうか。
自分の好きな曲を「曲名 コード」とかで検索すると、歌詞とコードが出てくるんではないかと。
7とか9とか省略して楽しんでみてください。
主にキーボードとギターの
初心者がなるべく簡単に即興(セッション)演奏を目指す講座!
Introduction この企画の概要は、前編のこちらをご参照ください。
Series 1 主にコードを簡単にして覚える内容 - 初級者向き
Series 2 主にスケールとコードを覚えて伴奏に幅をつける内容 - 初〜中級者向き
用語集ではないです。
実践と、理論も少し踏まえ、最短で即興やコピー演奏のアレンジできるようになるところを目指します。
「楽しい音楽人生には、ここまで出来ればいいのでは」が目標の初心者講座。
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