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TechHouse01モーション映像のリプリケータ作業メモ
2016/09/22
ちょっと取っつきづらいけど、処理が比較的軽く、いろいろ動きを詰め込んでも大丈夫そうなApple Motionのリプリケータ。
前回のTechHouse00は一回で説明しようとして少しわかりづらくなってしまった感じが否めないので、今後は継続して作業メモを残していく書き方に変えていこうかと。
そんな訳で本日はTechHouse01です。
項目が違うリプリケータコントロール
毎回少し新しい動きを入れ込みたいなと、面白そうなものを探してたら、いい感じの箇所が見つかりました。
【シェイプ】を選んだ後の細かなパラメーターが、パーティクルエミッタのそれとは趣が違うことに気がつきました。
パーティクルのエミッタコントロール
今回のリプリケータコントロール
両方それぞれのパラメーターが動かしてみるとよくわかりますが、
・リプリケータ → 一点から生えていく
・パーティクル → 一点から飛んでいく
と言った感じの違いがあります。
同じ名前のパラメータでもモーションの動きがだいぶ違い、概念の違いがよくわかります。
今回のスパイラルの一番単純化した状態
ちなみに、シェイプを波にするとこんな感じ。
おーモーションっぽい、見たことある感じ。
次回使ってみたいです。
序盤
序盤はスパイラルの、本来なら伸びてる枝を縮めて円を重ねているような感じです。
なので、最初は半径 0 です。
これを00:15辺りで半径を400まで一気に広げてます。
キックに合わせる動き
キックに合わせた心音のような動きは、前回のTechHouse00のやり方と述べ一緒で、
反復ビヘイベアの【適用】から調整を選んで拡大縮小しています。
余談ですが、
今回はライブラリのPop Curtainを使って、横向きのブロック崩しみたいにしたかったんですが、上手くいかず。
Pop Curtain
仕方ないので色々いじっていたらオブジェクトのスパイラルにピンときたので、そのまま使いました。
とはいえ元になるオブジェクトも変えてしまったんで、設定はほぼ残っていないで、名前だけ残りました。
中盤からの回転二つ
最初に目立つ回転は00:29辺りの、前面から見た中心を軸に回っている動きかと。
この回転はリプリケーターコントロール内のツイストで動かしてます。
小さいな数値でも結構動くので、もっとダイナミックな動きも容易にできそうです。
またこのツイストの良さは、回転の中心が全体の中心ではなく、真ん中のもとのオブジェクトなので惑星の軌道のような動かし方が出来る点かと。
いつか仕事で「惑星っぽい動きをお願いします」とかありそうで、ここで学習できてヨカッタかも。
もうひとつ、後半の回転
人っぽく見えて面白いのではと
こちらはシンプルに生成された図形の全部のY軸を回してます。
なのでツイストの回転とは違うダイナミックな回転で、少しチカチカする気もしますが、まあエンディングなので派手な感じになっていいかなと。
その他セルフコントロール内のアングルや調整なども動かしてますが、あまり目に見えた効果は出なかったかと思います。
少しだけギミック
01:42辺りの破裂したような動き。
こちらは、反復のビヘイベアを2本、一瞬だけ指すやり方でやってます。
たぶんこういった元に戻る動きは、ビヘイベアを使ったやり方がわかりやすくていいのではと。
動かしてるのは、シェイプパラメーターのアームの数と、半径です。
一瞬だけ手足を伸ばして、手足についてるボールも増やすイメージではと。
と言ったところが今回のモーションの流れです。
最後に
本文でも触れてますが、シェイプの形と、そこから発生するオブジェクトの動きがリプリケータの核かなと思いました。
それと楽しいところでもあるのかと。
しばらく注目してみようと思います。
追記:16/09/23
映像真ん中あたりでたまにチカチカするような絵はビヘイベア等ではありません。
原因不明のバグだったんですが、カッコイイのでそのままにしました。笑
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