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「C」が持つ3つの意味。「ド」であり「コードのC」であり「スケールのC」でもあり【初心者即興講座!1 – 1】
2016/09/21
「C」は「ド」のことです。
音楽の経験のある方なら当たり前の話かもしれませんが、初級者には人生で初めての言葉かも。
確かに学校では教えてくれなかった気がします。
「ハニホヘトイロハ」は教えても「CDEFGAB」は教えてくれなかったかと。
と言うわけで、今回はこの「C」は「ド」の話からです。
「C」は「ド」丸暗記しかないです
C D E F G A B は、それぞれ
ドレミファソラシ、これは丸暗記するしかありません。
water は 水、book は 本、といったように、
C は ド、A は ラと。
覚えましょう。
実際、バンドやセッションではこのCやDやA等の英語で話をします。
それが音楽活動の標準語のようなものかと。
当然、外国人の方も C G F とアルファベットで言いますので万国共通です。
実際、筆者が現在在籍しているコピーバンドのイギリス人ギタリストもC G Fと英語で通じるので便利です。
オクターブ
BのあとはまたCに戻ります。1オクターブ上と言います。
ギターの場合
ギターで基準となる、5弦の3フレットがCです。
そして「C」は「コード」の C E Gでもあります
いわゆるドミソで、和音と言ったりもしますが、今日から和音ではなく「コード」と覚えましょう。万国共通です。
このコードを知っていると伴奏や弾き語りが出来るというのは、なんとなく聞いたことがあるのでは。
その通りです。
「C」のコードを知っていると、「C」だけのコードの曲なら歌えます。
とはいえ「C」だけの曲は、まずないのが現実です。
でも「C」「G」「Am」「F」の4つぐらいまで広げればあります。
有名な曲が!
ビートルズのLet it be
途中、間奏的なところはちょっとギミックがありますが、基本的な部分は「C」「G」「Am」「F」の組み合わせです。
とはいえ、まだ曲を弾くのは早いので、ひとまず今日のところは「コード」の存在だけ覚えてください。
「C」と言うとコードのことでもあると。
ギターの場合
ギターの「コードのC」の場合少しややこしくなりますが、C E G は変わりません。
図を見てもらうと分かると思いますが、同じアルファベットが二回出て、オクターブ上が混ざりますが、C E Gは変わりません。
今のところ深く考えなくて大丈夫の箇所です。
そして「スケールのC」でもあり
本日の最後C。「スケールのC」
こちらも今日は存在だけ確認すればいいので「スケールのC」と言うものがあると覚えていれば問題ないです。
こちら紛らわしいですが、場合によって「Cのキー」と言ったりもします。
ほぼ同義と捉えていいです。
ちなみに中学校では音階って習ったような気がします。
いわゆるハ長調、イ短調とか言う言葉です。
この古くアカデミックな日本音楽教育の言葉は忘れてください。まずバンドやセッションでは言わないです。
そして「スケールのC」の図としては、こんなイメージを持っておいてください。
今は理屈はなしでいいです。
Cから始まって順番に番号を振っていくと、1オクターブ上のCでは戻るんではなく8です。
そして9、10、11と続いていくと。
単に順番に番号を振るだけです。
決して深く考えてはいけません。
ギターの場合
ギターはちょっとややこしく感じてしまうので、図説はなしです。
上記の鍵盤の図を見て、順番にアルファベットに数字がつくイメージだけ持っておいてください。
最後に
無事第一回書き終えました。
たぶん一般的な講座ではスケールの話を最初にしないと思いますが、コードと一緒に存在は匂わせたほうが、実際、教えた場でもやりやすく感じたので、第一回の内容に入れ込みました。
こんな感じで、実際に現場で出てきた話を元に話を組み立てようと思います。
主にキーボードとギターの
初心者がなるべく簡単に即興(セッション)演奏を目指す講座!
Introduction この企画の概要は、前編のこちらをご参照ください。
Series 1 主にコードを簡単にして覚える内容 - 初級者向き
Series 2 主にスケールとコードを覚えて伴奏に幅をつける内容 - 初〜中級者向き
用語集ではないです。
実践と、理論も少し踏まえ、最短で即興やコピー演奏のアレンジできるようになるところを目指します。
「楽しい音楽人生には、ここまで出来ればいいのでは」が目標の初心者講座。
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