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Apple Motion パーティクルエミッタ Crazy Beat をこね回す
2016/09/10
パーティクルエミッタ Crazy Beatをいじって「Corporateシリーズ00〜09」のBG Motionを作りましたので、その際にわかったことの記録です。
最終形態Corporate 09
曲に合わせて少しづつアレンジしていき00から09で10本。
当たり前かもしれないけど、最後の09が一番よくできたのではと。
色について
ライブラリのデモを見てると、何色かカラーを設定してランダムに選ばれているように見えましたが、もっと少し複雑でいろいろできそうです。
デフォルトのカラーセッティングはこんな感じで、
上側の黒いボックスは透明のことでした。
最初、透明の意味が最初よくわからなかったんですが、動きを横からみるとよくわかります。
飛んでいく時間(距離)に応じて、透明になってました。
さらによく見ると、飛んで行っている間に色が変わってます。
【カラーモード】に設定で、
【表示中のカラーから選択】は、
表示時間(この場合距離でもあり)に応じてグラデーションの色をたどっていくみたいです。言い換えると、色を変えながら飛んでいきます。
【カラーの範囲から選択】は、いわゆるランダム。
でも透明の部分は表示時間と連動してました。
文言からだとちょっとわからない設定ですよね。
この記事を書くにあたって、マニュアルを調べたらわかりやすく載ってました。
なので制作時は、記事タイトルのように、まさにこねくり回してなんとなくプレビューの見栄えのいいように調整していました。
自分が前方へ飛んでるように見せる
今回の「Corporateシリーズ00〜09」全編で一番課題になったところで、この前方へ飛んでいるように見せるバリエーションが動画ごとの違いに結びつくところではないかと。
正直Corporate08ぐらいからやっと見えてきた感じで、そこまで何本も作ってやっとMotionのパーティクルがわかってきたように思います。
表示時間と速度
考え方として、ジオラマのようなものを置いて実際に飛ぶのとは違い、実質カメラがある目線の位置はだいたい固定です(Motion内にジオラマのようなレイアウトは現実的ではないため)。
なので、動かすのは自分(カメラ)ではなく対象物のほう。
Motionの場合それは、この辺りで調整でした。
言葉のままですが「表示時間」と「速度」。
速度がある物体が時間が経てば遠くへ離れていく、いわば当たり前の感覚。
石を投げたら、遠くへ飛んでいくような感じです。
しかし、これがわぁーとパラメータを並べられるとなかなかピンとこないもんです。10本作ってやっと人に説明できるようになりました。
途中から早いスピードで飛んでくるやつは急激に速度をあげてます。
ちなみに、カメラも次のシーンのつながりのために少しづつ下がってます。
そしてここで一つ問題が。
途中から速度をあげると値が変わるのは、これから生成されるやつになります。すでに飛んでるやつの速度はあがりません。
当たり前なのかもしれませんが、しばらくここで悶えました。
速度をあげると、宇宙空間でスピードをあげたみたいになればラクなのに。
まぁ、そもそも擬似的に飛んでるように見せてるのでそんなに都合よくいかないということでしょう。
場面を切り分けて重ねたりして、フェードインフェードアウトでごまかしました。
こんな感じで2個重ねてごまかしました。
次回はカメラの角度調整関連の動きを書きたいと思います。
最初はEQっぽくやるつもりでした
余談です。
なんとなくEQ同期みたいにできそうだなと安直に選びました。
Kickに合わせて矩形が拡大するみたいなヤツを。
ビヘイビア > パラメータ > オーディオ
昔、少し試してみた時に出来た気がするんですが、なんだか今回は全くうまくいかず。
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